2016年02月07日

未予防接種

インフルエンザになったことなど一度もなかった。
昨夜39度の熱が出て、額に汗はかけど体の芯は冷え、たとえ難い寒さに震えた。
「風邪だ、これは風邪だ」

その日の昼間、会社の同僚とお昼を食べていた。
いつもおちゃらけてる同僚のテンションがおかしい。
「どうした」と尋ねても歯切れの悪い返事ばかり。
そうこうしていると早退をし、その2時間後にメールが来た
「インフルエンザだった」
社内にその情報が流れると、マスクをしていないものは装着し
急にウガイをするものまで現れる。私もその一人だ
そして、一緒にお昼を食べていた私は感染者として扱われた。
「大丈夫、大丈夫だ、私は大丈夫」
自分に言いかせていた。
だって、一度もインフルエンザにかかったことがないんだから

寒かった。とにかく寒かった。
体の関節も痛い。腰も痛い。
震えても震えたりなかった。いつもの風邪の時とは違った。
「インフルエンザなのか、これはインフルなのか?」
それを確かめる術などないことはわかっていたが何かを
考えていたかった。ただ震えているだけじゃ死んでしまう。
そうこうしていると寒さは引いた、シャツはびっしょりだった。
着替えを終え、また布団を被る。時計を見ると3時18分。
朝起きると体調は戻っていた。関節も痛くない!
「やった!インフルじゃないんだ!風邪にも勝ったんだ」
歯を磨き、着替え、髭を剃り、服を着替えて
「インフルは我に怯え、尻尾を巻いて逃げおったわ!祝いじゃ!皆の者!祝いの準備じゃ!」
靴を履き、鍵を開け、ドアノブを握ると声が聞こえた。
「殿!殿!しっかりなされ!下、寝間着ですぞ!」
しっかりと寝間着を装着した下を見て、私は熱を測った。



posted by 大佐への道 at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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