2006年12月29日

がんばれ腸

あのうんこ

うんこの状態とはすなわち健康状態。

ここ最近出張をしたとき風邪こそひかなかったものの環境が変わったせいか、過去最悪なうんこが誕生しました。出張先のホテルに泊まって2日目のこと。夕飯を外食で済まし、ホテルでのんびりテレビを見てると便意がやってきた。テレビをつけっぱなしにして立ち上がり、トイレに向かい、ドアを開け、ズボンを下ろし、便座に腰をかける。おなかの調子は悪くない。決して下痢は出ないだろうと予想していた。「ブリブリブリ」、この音だけで下痢ではないことはわかり、まぁまぁのうんこが出ているだろうと思っていた。左にあるトイレットペーパーを2、3回巻きケツを丁寧に拭き、股座からポイッと紙を捨て、立ち上がり、ズボンを上げ、トイレのレバーを『大』の方向に上げた。

『ジャー!』

勢い良く水が流れ、トイレットペーパーが吸い込まれていった。当たり前である。じゃないと水を流す意味がない。何を思うことなく流れていく様を見つめていた。2、3秒経ったころだろうか、気づいた。「おかしい」。
いままで何千何万とうんこをし、何千何万とうんこを流した。いろんなうんこの流れ方を見た。下痢のとき、硬いとき、一本の長いときと。でも、今見ているのはどれの例にもかすっていない。なぜなら、うんこが流れていっていない。まったく動いていない。形が変わっていない。水の勢いが弱まっていく。便器は黄金の色を残し水が止まった。何度やろうが結果は同じであった。多少は削れるもののうんこはその圧倒的な存在を残したまま便器に居座っている。
自分はNASAにまわした方がいいような未確認物体と対峙してるのかもしれない。しかしここは男・大佐への道、このような無法者を野放しにしていては明日の掃除のおばちゃんがかわいそうだということでしょうがなく立ち向かうことにした。

まずはじっと見てみることにする。匂いは普通だ、量も少ないので重さでそこに残っているわけではないだろう。このようなデータをもとにMYブレインは原因を導き出した。それは『粘着力』である。この結論にたどり着いた決定的な要因は、この未確認物体のてっぺんがベッカムのような形状になっていたことである。おそらくMYアナルの作用によるものではないかと後のお偉いさんは語るであろう。しかし、このまま現場検証という名のうんこと共に夜をすごすのは耐えられない。早く片をつけなければ自分の負け、左足を前に出し、拳を固め構える。今年、一番熱い戦いが始まる。

3分ぐらいたったころであろうか、完敗であった。なす術がないとはまさにこのこと、組むことも触ることもできなかった。奴のベッカムヘアーは崩れないまま、死合は終わった。

次の日の夜、仕事からまたビジネスホテルに帰り、トイレに入るとそこには奴の姿はなかった。「掃除のおばちゃんありがとう」そう心から思い、便を足す。

『ポチャン』

けつをトイレットペーパーで拭い、レバーを上げる。

『ジャー!』

ゾッとした。トイレットペーパーの姿が消えた後、そこに残ったのは・・・
奴であった・・・ベッカムヘアーこそ違いはあったものの、紛れもなく昨日の奴であった。自分は思った「頼んだよおばちゃん」。

その日から掃除のおばちゃんの戦いは始まった。結局、ビジネスホテルをチェックアウトする日までおばちゃんは戦い続け、そして勝ち続けた。亀の甲より年の功とはよく言ったもの、格の違いを見せられた。
しかし、掃除のおばちゃんは知らない。いくら奴を倒したところで、それは奴を殺したことにはならない。本当に倒さなければならない相手はいったい誰なのかを良く考えることだな!
posted by 大佐への道 at 21:41| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おじゃましに来ました。
トリブロも山場。連れて行ってね。

私はアジア某国の安ホテルで、トイレ詰まってボーイ呼びました。
モノを見たボーイは私の顔を見つめ、絶望的な表情をしました。
私もボーイと一緒に途方に暮れました。
本当に倒さなければならない相手はいったい誰なんでしょう?
トイレは2日ぐらいそのままでした。
Posted by 輪になつて at 2007年02月12日 03:02
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